本記事では、自宅に眠っている未使用の切手、切手コレクション、使うつもりで大量に購入したけど余っている不要な切手の買取相場を紹介していきます。
国内で発行された普通切手は全て郵便局が発行しているので、有効期限の定め無しで古い額面の切手も利用できます。しかし、切手を使用する頻度も下がっているため不要なら切手買取業者に引き取ってもらうことをおすすめします。
また、不要になった切手の中には、古い額面の切手や切手コレクションの中には価値が分からない記念切手や外国切手なども混ざっていることが多いです。そのような時は全国展開している大手買取チェーンや上場企業の出張買取業者に査定してもらいましょう。
- 額面以上の価値がある切手も多いので切手買取業者に査定してもらう
- 切手の保管状態や黄ばみ・日焼けなどで買取相場は大きく上下する
- 不要になった切手をまとめて売ると高価買取が期待できる
切手の買取相場
切手の買取相場を普通切手、記念切手、特殊切手、プレミア切手、お年玉切手シートなどに分けて紹介していきます。
先に買取相場を理解する前に切手の価値が決まるポイントを確認してください。
- 切手の希少性(発行枚数・残存数)
- 切手の額面や需要が高い人気切手ほど買取価格が高い
- 切手の保管状態(シミ汚れ、オレ、黄ばみ、日焼けなどがない美品・未使用品ほど高くなる)
- 切手買取業者の信頼性・国内、海外の販路を豊富に持っているほど買取価格が期待できる
切手の買取相場を理解する前に上記のポイントをチェックしてください。プレミア切手と呼ばれる切手は、発行枚数が少ない上に発行から時間が経過している種類が多いので残存数の観点からも買取価格が高くなりやすいです。
また、現行デザインの普通切手だったら需要が低い2円切手よりも84円切手の方が買取価格が高いです。(例:2円切手だったら50%の買取レート、84円切手だったら93%の買取レート)
そして、最後に買取業者の信頼性や販路の数で買取できる切手の種類の幅や買取価格が変動します。信頼性高い大手チェーン店や上場企業に買い取ってもらうのがもっとも適正な買取価格になる可能性が高いです。
■本記事で紹介する切手の種類別買取相場(対象の切手をタップすると移動できます)
もっとも需要が大きい普通切手の買取相場から確認していきましょう。
普通切手の買取相場
日常的に使用している現行デザインの普通切手、通常はがきも買取可能です。現在流通している額面の普通切手、通常はがきだったら金券ショップなどでも買取を行っています。
普通切手の買取相場は、未使用品切手シートが額面の78%〜93.5%前後、未使用バラ切手が50%〜80%に設定されている店舗が多いです。(金券ショップだったら各店舗が指定する台紙貼りに対応するとバラ切手の買取相場が高くなります。)
通常はがきだったら額面63円に対して80%〜88%の買取相場が一般的な買取レートとして設定されています。
なお、普通切手は10種類以上の額面・種類が販売されており、需要が高い切手や額面が高い切手ほど高価買取が期待できます。買取相場を確認してください。
■切手シートの買取相場
500円・1000円 | 93.5% |
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63円~320円 | 92.0%〜93.0% |
50円 | 85.5% |
1円~20円 | 78.0%〜80.0% |
■バラ切手の買取相場
額面1000円切手 | 80.0% |
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額面200円以上~1,000円未満 | 68.0%〜74.0% |
額面50円以上200円未満 | 50.0%〜52.0% |
額面50円未満 | 42.0%〜50.0% |
上記の通り、バラ切手よりも切手シートの方が買取価格が高くなります。
もっと詳しい普通切手の買取相場や普通切手が高く売れる買取業者を下記記事で詳しく紹介しています。普通切手の買取相場に興味がある人は下記記事を確認してください。
下記記事で通常はがきの買取相場やはがきが高く売れる金券ショップなどを紹介しています。あわせて確認してください。
記念切手・特殊切手の買取相場
記念切手・特殊切手は、国家行事や国をあげてのお祝いイベントを記念する切手として発行されます。1960年以降は切手の発行頻度が多く、2020年以降は毎月何らかの記念切手・特殊切手が発行されています。
年賀状のくじ引きで当たるお年玉切手シートや夏のおたより郵便葉書のくじ引きで当たる小型切手シートなども特殊切手として発行されています。
記念切手・特殊切手に関しては、プレミア価値が認められている見返り美人など以外、額面以上の価値がつきずらくなっており、高い買取相場が期待できません。
かもめーるが初めて発行された年の切手シートや昔のお年玉切手シートなどは額面以上の価値がつく切手もありますが、過度な期待は不要です。普通切手と共に一緒に売ってしまうのが得策です。
プレミア切手の買取相場
プレミア切手は、1960年頃の切手収集ブームで大きく注目を浴びた切手が対象となります。例えば、日本で発行された特殊切手(記念切手)の中でも知名度がずば抜けて高い「見返り美人」などが該当します。
バラ切手額面5円に対して400倍以上のプレミア価値で買取相場が2,000円〜となっています。また、同じく切手趣味週間で人気がある月に雁も額面8円のバラ切手に対して500倍以上の5,000円〜の買取相場が期待できます。未使用の完全美品の価格なので、切手の保管状態が悪ければ数百円の買取価格になってしまうこともあるので、注意してください。
このようにプレミア切手は高い買取相場が期待できるので、切手コレクションに混ざっている可能性も踏まえて切手買取業者に査定してもらうことを推奨します。
■主なプレミア切手の買取相場
見返り美人 | バラ切手1枚2,000円〜 シート切手(5枚)10,000円〜 |
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月に雁 | バラ切手1枚5,000円〜 シート切手(5枚)25,000円〜 |
竜文切手 | バラ切手1枚10,000円〜 |
桜切手 | バラ切手1枚20,000円〜 |
田沢切手 | バラ切手1枚2,000円〜 |
見返り美人切手や月に雁などは、1947年から2020年以降も発行されている切手趣味週間シリーズとして発行されました。下記記事で切手趣味週間シリーズについて紹介しているので、あわせて読んでください。
外国切手の買取相場
外国切手は、アメリカ切手・ヨーロッパ切手・ソ連切手と共に中国切手などが存在します。特に価値が高く買取相場が高くなりやすいのが中国切手です。
文明革命下で発行された中国切手や年賀切手として発売された十二干支切手は、切手収集が中国国内で禁止されていた背景もあり、中国初の年賀切手である赤猿切手が非常に価値が高いです。発行枚数の少なさや残存数の少なさがある上に中国人の富裕層や投資家がこぞって集めています。
バラ切手で1枚10万円以上、シート切手なら数百万円の買取相場が期待できます。国内で流通している切手の中でもダントツで買取相場が高いです。
下記記事で外国切手の価値や買取相場を詳しく紹介しているので、合わせて確認してください。
高価買取が期待できるおすすめ切手買取業者
高価買取が期待できるおすすめ切手買取業者を2社ピックアップします。
バイセル
大手上場企業として展開する切手買取のバイセル。テレビCMも放映しており、日本全国に出張買取をしています。即日対応も可能な上に無店舗型で運営しているので、店舗運営にかかるコストを削減して買取価格に反映することができます。
出張料・買取手数料・キャンセル料などはすべて無料です。切手の高価買取も期待できるので、価値が分からない切手や記念切手がたくさん自宅に眠っている人は相談してください。信頼性が高い企業なのでリスクなしで買い取ってもらえます。査定見積もりだけでも喜んで受けてくれますよ! 買取金額に納得がいけば売るも良し、検討したいなら検討する旨を伝えるだけです。
下記、バイセルの企業情報です。土日祝も24時間、携帯・スマホから通話料無料で相談可能です。まずは電話もしくは公式サイトからメールで無料相談しましょう!
サービス名 | バイセル |
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買取予約 | https://speed-kaitori.jp |
本社 | 東京都新宿区四谷4丁目28−8 PALTビル8F |
電話番号 | 0120-734-657 |
定休日 | 年中無休(災害時を除く) |
営業時間 | 24時間営業 |
備考 | 季節事情など一部地域で出張買取が難しい場合があります。 コールセンターに相談してください。 |
福ちゃん
プレミア価値が高い切手の買取に精通している上に女性査定員の指名も可能です。自宅に訪問してもらえるのは嬉しいけど、玄関先でも知らない男性に入ってもらうのは怖い……そのような不安を抱える高齢者世帯や一人暮らしの女性におすすめの買取業者です。
古物商許可を持っている上に身分を明らかにした感じの良い査定員が訪れて、確かな鑑定眼と目利き力で丁寧に切手を1枚1枚査定してくれます! まずは気軽に無料相談から始めましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。切手の買取相場について紹介しました。普通切手、記念切手、特殊切手、プレミア価値がある切手などを処分するなら本記事で紹介したバイセルなどに相談するのがおすすめです。
なぜなら、価値が高い普通切手や記念切手が混ざっている可能性があるからです。古い切手やプレミア切手の鑑定眼を持たない人が査定する可能性がある金券ショップやリサイクルショップは古い切手の査定に不向きです。
本記事で紹介した切手買取相場を参考にあなたの不要な切手を処分しましょう。祖父母から譲り受けた切手コレクションを持っているなら、1日でも早く買取に出した方が良いです。切手の価値は減少していく傾向にあるので、1日でも状態が良い時に売るのが賢い選択です!
- 切手を売るときは保管された状態のまま査定してもらう(触ったり掃除することで価値が落ちる可能性あり)
- 高価な切手が紛れている可能性もあるので、自宅に出張訪問してくれる大手買取業者がおすすめ
- 買取相場以下の買取価格になることもあるので、目安として覚えて買取してもらう